妊娠

生理不順な人や妊娠を望んでいる人は基礎体温をつけている人が多いのではないでしょうか。
基礎体温は体が一番安静な状態での体温で、これを計ることによって生理の周期や妊娠の可能性、
体調の変化も解ります。

体が安静な状態での体温なので、毎朝目覚めた時、布団の中で横になったまま計るのが
正確に測定するためには必要です。
毎朝同じ時間に計ることも大事です。

生理が順調で排卵もきちんと行なわれているならば、
基礎体温は高温期と低温期の二つに分かれます。生理日から排卵するまでの期間は低温期となり、
排卵してから生理が始まるまで高温期となります。28日周期で生理がきている人ならば、
低温気と高温期がそれぞれ2週間ほど続きます。

ですから、生理予定日になっても基礎体温が下がらず高温期が続くようならば
妊娠している可能性は高くなります。生理予定日から1週間たってもまだ高温期が続くようならば、
この時点で市販の妊娠検査薬は使用可能ですので、これで検査をしてみると良いでしょう。

妊娠初期の頃、「熱っぽいし、だるいし風邪かな？」と妊娠を風邪と勘違いしてしまうことがありますが、
これは高温期が続いているため、このように感じるのです。
この頃に風邪薬を飲んでしまうと良くないのですが、
基礎体温を測っていれば、妊娠の可能性を疑うことが出来て、
早くに妊娠に気がつくことが出来るのです。

もしも妊娠を望むのであれば、基礎体温を測定しておくのはとても有効な手段です。
妊娠の可能性を早くに知ることも出来ますし、おおよその排卵日もわかります。
今は様々な基礎体温計が販売されていますが、昔ながらの水銀式の物をお勧めします。