ようこそ! 「妊娠」へ
ポータルトップ >  ホーム >  妊娠で気をつけたい病気や症状  > 気をつけたい妊娠中毒症


気をつけたい妊娠中毒症



>> ちゃんと摂れていますか?プレママに必要な栄養素を再チェック <<


妊娠中に最も先生から注意を促されるのは妊娠中毒症ではないでしょうか。
特に妊娠後期の8ヶ月頃から発症する人が多いようです。
症状は、浮腫、高血圧、蛋白尿です。



妊婦検診で、血圧、尿検査、足首などを触ってむくみの検査を行なうのは
妊娠中毒症の前兆が無いかを確かめるためです。


妊娠中毒症になりやいのは、高齢出産の場合、18歳以下の出産の場合、
前回の妊娠でも妊娠中毒症になった人、高血圧、糖尿病、腎臓病の既往歴があると場合と言われています。


高齢出産の場合は、高血圧や糖尿病になりやすく、一番なりやすいと言われています。
ところで妊娠中毒症は名前から想像できる通り、妊娠による中毒症状なので
妊娠が終われば解消されます。


妊娠中毒症の3大症状の一つの高血圧とは最高血圧140mmHg以上、最低血圧90mmHg以上を言います。
妊娠中は安静時血圧で最高血圧100?130mmHg、最低血圧60?80mmHgを維持できるのが理想です。
3大症状の2つ目の尿蛋白は尿に蛋白が出てしまうことです。
尿検査で尿蛋白がプラスになれば注意が必要です。


そしてもう一つの症状、浮腫とは解りやすく言うとむくみです。
足を指で押したらその跡がなかなか消えなかったり、
靴が履けないくらいむくんだり、こんな症状が続けば先生に伝えましょう。


妊娠中毒症を予防するのに一番は正しい食生活です。急激な体重増加も良くないので、
この頃の体重増加は1週間に500g以内に抑えましょう。
高血圧予防のために塩分を控えた食事にします。
妊娠中毒症の重症になると、帝王切開になる場合もありますし、
早い時期での妊娠中毒症になると、出産まで妊婦の体が持たなくなり妊娠を継続できなくなる、
つまり流産の道を選ばなければならない場合もあります。
これらを避けるためにも、妊娠中毒症を意識した食生活を送ることが大事です。