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子宮外妊娠とは?



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妊娠に関する知識を持っているのならば子宮外妊娠と言う言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
子宮外妊娠とは文字通り子宮外側で妊娠、つまり子宮外側で受精卵が着床してしまった妊娠を言います。


子宮の外側とは卵管や卵巣・腹腔です。
厄介なのが、妊娠検査薬で検査したときに、通常の妊娠と同様に陽性反応が出るのです。
この陽性反応が出て妊娠を喜んだ場合に、子宮外妊娠であったらとてもショックを受けますし、
正常な妊娠と思い込み産婦人科への受診を遅らせたりすると、命にまで危険が及ぶことがあるのです。


子宮外妊娠の殆どが卵管に着床し、妊娠の0.6?0.7%起こると言われています。
医学が進歩した今でもその原因ははっきりとしていないそうですが、
卵管が狭い、受精卵自体の問題、受精卵を子宮まで運搬する機能が弱いなどの原因が挙げられているようです。


では子宮外妊娠したらどうなってしまうのでしょうか。
子宮外妊娠の発見が遅れれば流産してしまいます。
卵管に着床した場合、当然卵管は狭いため赤ちゃんはそこで成長できません。
結果として卵管は破裂し出血します。
しかし膣から出血は見られず、出血した血液は腹部に溜まり、結果激しい腹痛を起こすのです。
血圧が低下しショック状態になれば母体も非常に危険な状態となります。


残念なことに子宮外妊娠してしまった場合は、受精卵が着床した部分を取り除きます。
以降不妊になるのではと心配される方も多いですが、
卵管摘出の場合、卵管は2つあるのでその心配はいりません。


何にせよ、妊娠の可能性があったならば、腹痛が無くても、
いかに体調が良好であっても産婦人科を受診することが大事です。


子宮外妊娠は0.6?0.7%と可能性は低いですが、女性ならば頭の片隅に入れておくと良いでしょう。