妊娠

妊娠中のセックスについては悩まれている人も多いようです。
人に相談するにもなかなかできず、先生にも聞きにくいのかもしれませんが、とても大事なことです。

旦那さんにもきちんと妊娠中のセックスについて理解してもらうことが必要です。
妊娠中のセックスは時期によっては母体にも胎児にも負担がかかってきます。

特に妊娠初期と早産しやすいと言われている24週から27週は避けましょう。
セックスを医者から止められるケースもあります。
切迫早産の可能性があったり、前置胎盤がこのケースです。

妊娠期間中の女性のセックス欲はどのように変化していくのでしょうか。

一般的には妊娠初期には性欲はなくなります。
これはつわりや倦怠感などの症状がある時期なので、性欲は減衰してしまうのです。
それどころでは無いと言ったところでしょう。

妊娠中期になるとセックス欲も出てくるようです。
これは丁度つわりも治まり妊娠生活にも慣れてきた頃です。
妊娠後期になるとまたセックス欲はなくなってきます。
今度はお腹が大きくなってくるので、
それにより内臓が圧迫され息苦しかったり不快感が生じたりするためでしょう。
実際にこの頃は赤ちゃんも下がってきているので、控えたほうが賢明です。

妊娠中にセックスをする際、「妊娠しないのだから安心」と言って
コンドームをしないという考えは間違いです。
確かに妊娠はしませんが、それ以外の意味でコンドームは必要です。
それは、膣内に細菌が入る可能性があるからです。

また精液自体に子宮を収縮させるホルモンが入っているのです。
妊娠中のセックスにも必ずコンドームを利用しましょう。
もし妊娠中のセックスで出血があったり破水してしまったら
恥ずかしがらずにすぐに病院に行きましょう。

妊娠中のセックスに関しては、旦那さんの理解が必要です。
旦那さんは自分が妊娠しているわけではないので、女性のような心の変化があるわけではありません。
じっくり話し合うことが大事でしょう。