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言葉をおぼえる

1歳半を過ぎるとだんだん言葉を話すようになってきて、
2歳近くになるとおしゃべりも増えてきます。
その為、このくらいの子どもを持つママでは、
言葉に関して非常に敏感になっており、「うちの子はまだ話せない」と不安に思っている人も多いようです。



しかし、子どもの言葉に関しては、個人差が非常に大きいので、
それ程敏感になる必要はないのです。
もうすぐ2歳になるのに、「マンマ」くらいしか話さない子どももいれば、
「バイバイ」や「ワンワン」「パパ」「ママ」「クック」を上手に話せる子どももいます。


不安に思うのも当然とは思いますが、この時期では「話せる」ことよりも、
「解る」と言うことのほうが重要な時期なのです。
言葉をきちんと話せていなくても、ママの話していることを理解しているので、
ゆっくり話しかけてあげてください。


また、子どもの行動を言葉にして言ってあげる事も良いことです。
自分の行なっている行動と言葉が結びついてくるのです。
言葉を発することに興味を持ち、言葉が楽しいものだとわかれば
次第に話すようになります。


最初は「あーあー」と何を言っているのか解らないかも知れませんが、
それが、子どもが言葉を話そうとしている合図なので、きちんと聞いてあげましょう。
そうして、上手に話せた言葉があったならば、一緒に繰り返して話してあげると良いでしょう。
つまり、この時期に、無理に言葉を覚えさせようとする必要はないということです。


また、子どもが言葉を話すのだけれども、
きちんとはっきりと言えないといったケースもあります。
この場合も特に心配や焦りは必要ありません。
こう言った場合は、音声と事柄がまだ結びついていないためと思われます。
何を伝えようとしているのか解ったら、それを言葉にして
子どもに伝えてあげると良いでしょう。
そうすることで、音声と事柄が結びつくようになってきます。


子どもの言葉に関しては、他の子が出来ているのに・・・と
不安に思ってしまうものですが、意味のない言葉でも発していたり、
話そうとしていれば、いずれは話せるようになるので、焦りは必要ありません。
無理強いせずに、ママが子どもに話しかけたり、
子どもの言葉をママが繰り返して話してあげることで、
子どもは言葉に興味をますます持つようになるでしょう。