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おねしょを解消するために

育児を行なっているママならば誰しもが経験する悩みが「おねしょ」です。
1歳半?2歳頃からトイレトレーニングを始め、昼間はオムツが取れてきても、
夜におねしょをしてしまう子は結構いるものなのです。



「うちの子はダメだ・・・」と育児に悩むのではなく、
おねしょがなくなるのはトイレトレーニング完了よりも大分後だと割り切って、
気長に付き合っていきましょう。


では、おねしょはどれくらいまで続くのでしょうか?
これは個人差が非常に大きいので一概には言えませんが、
オムツが取れるのが2歳半くらいなのに対し、おねしょは小学校入学前になくなれば良い
というくらいの気持ちでいると良いでしょう。


では、昼間のトイレトレーニングは出来ているのに、
どうして夜になると上手く排尿をコントロールできないのでしょうか。
これは昼と夜とで排尿機能が異なっているからです。
ですから、夜の排尿機能が上手く働くようになればおねしょはなくなります。
おねしょに関連してくるのが、夜のおしっこを減らしてくれるホルモンです。


このホルモンが上手く分泌されていれば、おねしょをする事はなくなるので
上手く分泌させるための方法をいくつかご紹介しましょう。


まずは、基本的なことですが、早寝早起きといった規則正しい生活を心がけることです。
規則正しい生活は自律神経の機能を整え、ホルモン分泌が正しく行なわれるようになります。
体の本来持つ機能が正しく働くようになるのです。


その為には、昼間いっぱい遊んでよく食べて、夜早く寝るといった生活を心がけます。
次に夕飯を食べる時間も遅くなりすぎないように取ります。
遅い時間に食事を取り、その後すぐに眠ると、
体はまだ起きている状態と認識してホルモンが正しく分泌されません。
その為、起きているときと同様に尿が作られて、おねしょとなってしまうのです。


また、食事内容も塩分の取りすぎは控えましょう。
塩分を多く取るとどうしてもその塩分を体から排出しようとして、
水分を多く摂取してしまいます。
水分の取りすぎは尿量も増える、おねしょにつながります。


また、おねしょをさせないように、夜中に起こしておしっこを
させているママもいるようですが、これはよくありません。
睡眠のリズムが崩れてしまい、夜中に起きておしっこをするのが
当然となり、夜尿症になる可能性もあります。


育児中には悩みはついて回るものです。
おねしょとなれば、その翌日のパジャマやシーツの洗濯、お布団を干したりと
大変でイヤになってしまうかもしれませんが、暖かい気持ちで見守ってあげましょう。
育児に悩み、おねしょをしかっていると、子どもは萎縮してしまい、
ますますおねしょが治らなくなってしまうこともあるのです。