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断乳・卒乳を決意したら

卒乳がどうしても必要であるというケース以外の場合は、
卒乳の時期を計画せずに子どもまかせにしてしまうと、なかなか止められないという場合が多いようです。



卒乳がどうしても必要なケースと言うのは、ママが働きに出る場合や、
ママの体調の問題でおっぱいをあげられない、
次の子どもを妊娠したというケースなどで、時期を見て断乳を決行しているのです。


そのような理由がない場合は、今は無理に止める必要はないという考えから
子どもの機嫌まかせにしている人が多くいますが、
離乳食が進まなくなったり、哺乳瓶でミルクを飲んでいる場合は
虫歯になりやすいとも言われているので、ある程度になれば断乳は必要になってきます。


断乳を上手く決行するための最大のポイントは
きっかり3日間でとりやめると言うことです。


赤ちゃんが泣き叫んでも、可哀想でも、断乳を途中で中断しないと言う事です。


では、断乳はどのような手順で行なえば良いのでしょうか。
まずは、いきなり断乳するのではなく、徐々に行なっていきます。
具体的には、まず最初の3?4日は、授乳やミルクの時間を少し短くします。
赤ちゃんが平気そうならば、授乳回数や量を徐々に減らしていきます。
ここでどうしても泣かれた場合は、散歩やお菓子で気を紛らわせたり、
お茶やジュースなど他の飲み物を与えてみてください。


その後は3日間の断乳の決行です。
この間は赤ちゃんがどんなに泣いても、叫んでも、絶対にあげてはいけません。
3日を上手にやりすごせば、赤ちゃんは諦めて、
その後はおっぱいを見せても見向きもしないようになります。


このように、時間をかけて断乳を行なうことは、
ママのおっぱいにも重要なことなのです。
いきなり断乳をしてしまうと、乳腺炎を起こしてしまうことがあるからです。
断乳を乗り越えたら、続いてママのおっぱいケアが重要になってきます。
放っておくとおっぱいは張ってきてしまうので、
まずは乳管口の詰まり解消のために搾乳してください。
一度搾乳すると、1週間程度出さないでいても、
断乳3日間前の1週間の準備期間があったため、それ程張ってこないと思います。
そして2回目の搾乳を行い、次の搾乳は1ヵ月後くらいに行ないます。


これを3ヶ月ほど繰り返し、ママのおっぱいになんのトラブルも生じてこなければ、
断乳が成功したと言えるでしょう。